新規事業開発の実務

どうせすぐ忘れるんでしょ\(^o^)/

誰か助けて!実録、ヤバいWEBサイト改善レポ

お世話になっております。
IDOMの直人です。

わたしが担当している NOREL はスタートアップなので、業績管理はもちろん採用やアライアンスといった対外的な仕事から、サイトの微修正や宴会する店の予約といった雑用まで、専任がいないところ、手が足りないところはマネージャの自分が全部やります。

今日はその中から、サイト改善の仕事内容をレポートします。だれか助けてください。

NORELのトップページは改善の余地だらけ

いやー、こういう生の数字出しちゃっていいんですかね。我ながら。

直近1週間のNORELのトップページの状況です。
そうなんです、直帰率が高いんです。

 

ずーーーーーっと後回しにしてたUIカイゼン

担当者なので当然この状況は知ってたんですが、昨年12月にアサインされて以降、緊急度の高いタスクが山積みだったもので、ずっと放置してきました。特に、ソースコードの総入れ替えは、終わるまでUIいじれないので、まあ仕方ないと。

ようやく手を付けられる環境が整ってきたのでやります。

 

トップページの役割

NORELはクルマのサブスクリプションという、ちょっとよくわからない事業モデルなので、訪れたお客様に「おれにはカンケー無いね!」って思われないことが大事かな、と。

正しい顧客に正しく情報を伝えて、下のファネルにつなげるってことですね。訪れている時点で何かしら思うところがあったはずなので、コミュニケーションのミスで機会の価値を毀損している可能性を疑います。

 

UIカイゼンにおける、事業責任者の役割

私は UI や UX の専門家ではないので、良くする仕事は社外のパートナーや社内のだれか得意な人にお願いするんですが、当然それらの人はNORELのことやその問題点についてよくわかっていないため、事業サイドからしっかりとインプットする必要があります。

さっきからペタペタ貼ってる画像はそのオリエン資料です。内部・パートナー用なので、Google プレゼンテーションの適当なテーマを使ってます。見た目に時間かけてられないですからね。

設計段階で相手が開発者だとワイヤーフレームまで作ることもありますし、prott みたいなツールを使うこともあります。今回は情報設計、つまりメッセージをインターフェースに落とし込む部分を専門家に依頼するという趣旨のオリエン資料なので、問題意識や現状を正しく伝え、あるべき姿 (UI) については依頼先に考える余地を残す、というフォーマットを意識します。

 

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オリエンの内容 (抜粋)

「任せるからイイ感じに直しといてー」で、ちゃんとやってくれる人もいるんですが、今回は初めて複数の相手に相談するので、現状課題と思ってることを伝えます。

 

現状、不満に思ってること

今のトップページ、ファーストビューはこんな感じ。

おしゃれですね。

自分が12月に引き継いでからほぼそのままの状態です。このモデル画像の利用権が8月に切れるのでそれまでに直さないと。

ビジュアルでコンセプトを伝えよう、という狙いが明確なファーストビューです。画像が、左から右に時系列で進んでおり、ライフスタイルの変遷を表現しています。一方、「モデルが同一人物である」という認知が前提となっており、注意深く見ない訪問者には意図が伝わらない可能性を否定できません。

また、テキスト入力できないテキストボックス風パーツ、クリッカブルに見える「>>」アイコンなど、パーツの表現は直感的ではありません。

 

仮説だし

とりあえず、「こう思ってんだけど、あなたプロとしてどう思う?」っていうUIデザイナーに対する問いかけで資料を作っていきます。

タグラインとバイライン

キャッチとショルダー、とか言ったりしますけど、そういうヤツです。

「クルマを自由に着替えよう」はすごくイイと思うんですよね。でも、初めて来た人にはそれだけだとこのサービスがなんなのかわからないだろうな、と。なので「おれこう思うだけど」っていうのを追加してます。

相手はプロなので、自分みたいなシロウトが提案するのは正直はずかしいんですが、ヘタクソでも当事者としての課題感を含めてちゃんと出した方が相手も応えてくれる気がします。

 

ファーストビュー直下のもったいないスペース

お知らせ欄。これモッタイナイだろ、と思ったので書いておく。

デザイナーにこだわりがないと、ほんと書いた通りにしかやってくれないこともあるので、最悪このまま実装される覚悟で書く。

 

メインビジュアル

次、メインビジュアル。私は感性がポンコツなのでこういう苦手なところはほぼ任せてしまいたい(笑)

でも、それだけだとデザイナーさんがどんな雰囲気にしたらいいか迷うので、「こういうイメージで」というのは伝えておく。

電通のブランドアイデンティティ検討フレームワークを使ってます。

阿久津聡先生・石田茂先生の名著「ブランド戦略シナリオ 〜コンテクスト・ブランディング」という本に詳細のってますので、こういうの好きな人はどぞ。ブランドというモヤっとしたものを構造的に理解させてくれるいい本です。

よく、「こういう雰囲気がいい、という他社のサイトあったらURL教えてくれませんか?」って言われるんですが、提出すると、ヒネらずそのまんまのイメージで反映されることが多いです。バチッとイメージ会うサイトがあれいいんですが、そうじゃなければ出さない方が無難です。

 

機能訴求

次は、現状トップページでついつい目の行く金額部分。

安いサービスだったらいいんですけど、そうでもないので価格だけ出してどうこうなるものじゃない気がするんですよね。なのでそれをそのまま書いておきます。どうレイアウトに落とすかはデザイナーに任せる感じで。

このままだと「そしたら結局なにを伝えたいんスカ」とデザイナーに言われるので、先読みして補足資料 (別添か、Appendixとして資料後半にまとめる) を作っておく。出だしはこんな感じで・・・。

ここでヒネりやデザインいれちゃうとデザイナーの思考の妨げになる (ような気がする) ので、シンプルに。ただ、文字の大きさで情報のヒエラルキーは伝える。ちなみに、この時点ではまだ打ち出す側の仮説なので、今後A/Bテストをやって検証していくことになる。主張のあるデザイナーだと、まずここでぶつかるけど、そういう人の方が結果いい仕事をする気がする。

 

ポジショニング

併せて、代替手段に対するポジショニングが定まっていれば伝えておきたい。

事業の戦略考えるフェーズで ポジショニングマップ やら SWOT やら、何かしら作ると思うのでそういうところから適当に抜粋する。相手はデザイナーなので、難しい言葉を使わず、情報量もできるだけ削ぎ落とす。小さな文字の小難しい資料があったとしても、伝わらなければ自己満足に過ぎない (特に力作は)。目的を果たせるようTPOによって資料をリヴァイスする一手間が大事。

NORELは、最初のコミュニケーション設計をミスって「高級車に安く乗れるサービス」と認知されているので「安くないよ、むしろ購入と比べると高い。その代わりに自由で気軽なんだよね」みたいな運営側の意図をちゃんと伝える。相手のデザイナーも一般ユーザーと同じバイアスを受けるので、意識して修正してもらわないと同じミスを重ねることになる。

 

データ系

ほんとは「GAの権限渡すんで、見て適当にやっといてください」ってできると楽なんですけど、情報セキュリティだったり、受け手の専門性だったりでそうもいかないので、情報をかいつまんで出す。

これは、ヘッダーの新規とリピートのクリック率。こういうのを挙げた上で「新規の方向けに尖らせといてください」というとデザイナーが情報考えやすいんじゃないかと。

 

全部書くわけにもいかないので、抜粋で。
改めて見ると現状のトップページはほんと導線少ないな・・・。

 

運営の推しポイントを伝える

リリース済みのサービスなので、現状のお客様からのフィードバックとか、利用属性とかをコンパクトにまとめて別添の資料を作る。

 

デザイナーに相談する時に

デザイナーへ伝える情報量は、多ければ多いほどいいと思うんですけど、ドカッと渡すと「うわ・・・、なんか大変そうな仕事だな・・・」という印象を与えてしまって、謎に見積もりが跳ね上がることがある。

逆に、情報が少なすぎても「丸投げかよ、こりゃ手間かかりそうだわ」となって高くなるパターンも。関係性できてれば話は早いんですけどね。

運営側の、シロウトなりのこだわりも必要なんだけど、こだわりすぎるとプロの良さをシロウトの感覚で消してしまったりする。

いずれにせよ、ひとりでやるのはそろそろ限界感じてます。。。
得意な方、ぜひ手伝って下さいませmm

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